Hong Kong Business Trip & Montblanc Bespoke Nib その1

恒例の香港出張ですが今回はちょっとした楽しみがあります。数日前にワグナー(萬年筆研究会)の会長であるM師匠からいただいたメールにはBespoke Nib Serviceと書かれた案内のお知らせが添付してあったのです。

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へえー、モンブランがペン先のオーダーを受けるの?かなり驚きました。早速、香港に飛んだその日の夕刻にそのモンブランブティックを訪れました、、、、、、

ところで、冒頭の写真はグラッドストーンと呼ばれるちょっとした旅行鞄です。以前、ロンドンのジョージクレバリーに注文して製作したロシアンカーフ製のものです。正に、Bespoke Bagなのです。革の特性から、当然ながら雰囲気は独特のものです。

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荷物の量によりますが、概ね2〜3泊用の大きさにしてもらいました。小生にとっては、身体の大きさと重量の関係でこれくらいが限界です。

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まあ、好みもありますが、独特のクラシックな雰囲気です。どうしてもこういうものに惹かれてしまいます。自分の感性が最先端技術の様なものについて行けていない現れなのかもしれません。

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ジョージクレバリーのマークです。

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鞄の口を大きく開いたところ。

話はBespoke Nib Serviceに戻ります。担当の方に伺ってみると好みのニブスタイルと大きさを注文できるらしい。残念ながら、師匠のような豊富な知識を持ち合わせていないので、その昔存在したBBBニブができるかどうか訊いてみました。担当者は女性でしたが、OBBBはありますよ、と応えてきました。小生は、オブリーク無しのBBBができますか?(知識と発想が乏しいのを実感!)と尋ねる。こんな感じのやりとりが2、3分続いたあと、担当者が「まず,筆跡鑑定しましょう」と言ってきました。

小生はBBBの回答を得られぬままの消化不良気味な気持ちを残しながら、A3くらいのPCに繋がれた検知器のようなマットのような上で指示された通りの文章を専用の萬年筆で専用の紙に綴ることになりました。すると、その2分後くらいに次の写真のようなペーパーを提示されました。

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なんと小生の筆記癖を鑑定する機器であったのです。容易に想像ができそうなもんじゃないかって?まあ、そうなのですが、筆記角度や筆圧等のアベレージや特性まで出して、その上で、例えば「貴殿にはBニブがあっています。」と出てくるやつだったのですよ。それで、小生に出されたNib Recommendation はBroadとでました。なるほど!

担当の方は、小生が萬年筆好きとか複数種類のニブを所有しているとか全く知らないわけでして、通常の一般顧客用に親切に導いてくれたのと同様にしてくれただけのことだったのですね。